金融 バブル

金融業界チェック!

金融業界チェック!金融に関する情報をチェックしておこう!

金融バブルは市場経済の諸刃の剣

市場経済は、自由な取引によって、価格が決定されます。
自由であるからこそ、市場が活性化し、経済成長を促進するようになります。
もっともこれは、理論的なものであり、今では公的機関などが、
状況によって市場介入し、調整するようになっています。

こういう市場経済の源が、金融でしょう。
金融は、お金の融通であり、なおかつ、投資市場を形成し、
経済を支える役割もあります。
しかし、自由な市場は、諸刃の剣にもなります。
つまり、人気のある商品などが購入され続けることで、過剰な需要状態となり、
実体とかけ離れた価格となります。これがバブル状態です。

バブルについて

日本では、1980年代後半から始まったものが有名であり、
今日まで影響を及ぼしています。
株価が上昇し続け、市場最高の平均株価は、この時期に達成されました。
4万円近くまで跳ね上がり、最近の平均株価が1万円代半ば程度あることを見れば、
その落差がお分かりいただけるでしょう。

また、金融市場のバブル状態は、不動産市場にも影響を及ぼし、
大きなお金が動くため、不動産購入を求める個人あるいは法人が増加しました。
行き過ぎた行為もあり、地上げなどが社会問題となりました。
このような実体とかけ離れた市場は、ある時点をきっかけに崩壊します。
1980年代後半から始まった日本の金融バブルも、1990年代始めに頂点に達し、
一気に価格が急降下しました。バブルは泡を意味しますが、
まさに泡沫現象と言えるでしょう。

市場が活性化することは喜ばしいことですが、正と負の部分があることを、
重々弁えておくべきです。

世界金融危機

最近でも、2008年秋に発生した世界金融危機があり、
アメリカの住宅バブルが遠因でもあるようです。
ニューヨークの金融市場でリーマンショックが起こり、
グローバル化時代のため、瞬く間に世界に広がりました。
そうして、実体経済にまでおよび、EUではいまだに低迷状態から
抜けきれないでいます。
日本も、金融バブル崩壊から長いデフレ状態となり、
最近になって、大規模な金融緩和政策が取られ、株式市場が活性化してきました。
しかし、ミニバブルとの指摘もあり、
今後、どのような経済成長戦略を練っていくのかが、焦点となるようです。

いずれにせよ、株式などの金融市場で投資を行うには、
バブルのことも念頭にしておくべきでしょう。
投資家の倫理観も、必要とされているのかもしれません。